第6章 材料 はじめて
フィラメントの種類と、しまい方
PLA、PETG、TPU、ABS・ASAの違いと、湿気から守る保管と乾燥。はじめはPLAから始めます。
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はじめはPLA
PLAは縮みにくく、臭いも少ない材料です。Elegooの資料でも、初心者にいちばん向く材料とされています。
ただし熱には弱めです。夏の車内や暖房の近くに置く物には向きません。
4つの材料の違い
数字はBambu Labの自社フィラメントの資料にある値です。ほかの会社の材料は、箱やページのおすすめ値に従ってください。
PLA
ノズル190〜230℃、プレート35〜45℃。熱で変形し始める温度の目安は54〜57℃です。小物や模型、飾りに向いています。
PETG
ノズル240〜270℃、プレート65〜75℃。変形し始める温度の目安は65〜69℃で、PLAより熱に強めです。湿気を吸うと糸を引きやすくなります。
TPU
ゴムのように曲がる材料です。Bambu LabのTPU 95A HFはノズル220〜240℃、プレート30〜35℃です。スマホケースやパッキンに使われます。
ABS・ASA
ノズル240〜270℃、プレート80〜100℃で、囲いの中を45〜60℃に保つ前提です。熱に強く、ASAは屋外向けです。
反りやすく臭いも強いので、Elegooは囲いのある環境を必須としています。慣れてから使う材料です。
湿気から守る・乾かす
なぜ湿気が問題なの?
フィラメントは空気中の水分を吸います。Bambu Labによると、湿った材料は泡や糸引き、表面の荒れの原因になります。
しまい方
使わない材料は、乾燥剤と一緒に元の袋へ入れ、クリップで閉じます。真空の袋に入れる方法もあります。
乾かす目安
Bambu Labの資料では、PLAは55℃で8時間、PETGは65℃で8時間です。TPUは70℃、ABSとASAは80℃で、どちらも8時間です。
乾かすときは、フィラメント用の乾燥機を使います。温度と時間は、使う材料の資料に従ってください。
食器には使わない
印刷した物には層のすき間があり、汚れが残りやすくなります。材料の安全性が、そのまま作った物に当てはまるわけでもありません。
食器や、口に触れる物には使わないようにしましょう。
公式資料と確認日
確認日:2026年11月4日。
もっと詳しく
材料ごとの選び方は、デジモノートにまとめています。