第1章 はじめに はじめて
糸を溶かすか、液を光で固めるか
家庭用の3Dプリンターは、大きく2つの方式に分かれます。得意な物と、必要な片付けの違いを先に知っておきましょう。
- 3Dプリンター
- 入門
- 光造形
2つの方式
糸のような材料を溶かして積むのが「FDM(熱溶解積層)」です。液体の樹脂に光を当てて1層ずつ固めるのが「光造形」です。
このトリセツは、家庭でいちばん多いFDMを中心に書いています。光造形の扱いはレジンの章にまとめました。
得意な物の違い
FDMは、ケースや小物入れ、部品など、使う物を作るのに向いています。完成後の片付けは、支えを外すくらいで済むことが多いです。
光造形は、フィギュアやミニチュアのような細かい形が得意です。表面がなめらかに仕上がります。
後片付けの違い
光造形は、固まる前の樹脂を洗い落とし、光で仕上げの硬化をする作業が毎回あります。手袋やアルコールの洗浄液も必要です。
FDMは高温のノズルとプレートでやけどに注意します。材料によっては臭いが出るので、どちらの方式も換気を考えて置きます。
くらべるときのポイント
材料
FDMはスプールに巻いた「フィラメント」を使います。PLAやPETGなど種類があり、材料の章で選び方を説明します。
光造形は「レジン」と呼ぶ液体の樹脂を使います。固まる前のレジンは肌に付けないよう扱います。
置き場所
どちらも換気できる場所が向いています。光造形のレジンは日光でも固まるので、直射日光の当たらない場所で扱います。
置き場所の考え方は選ぶ・置くの章で扱います。
もっと詳しく
機種選びの考え方は、姉妹サイトのデジモノートにまとめています。
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