第3章 誰かと共有する はじめて

手元の履歴を誰かと共有する

ここで初めて共有の話へ。手元で残す記録と、別の場所へ送る操作を区別します。

  • GIT
  • 入門
  • 図解

ここまでは、一人で使える

メモの履歴を残すことも、別案を試すことも、手元のGitだけでできます。アカウントを作る必要はありません。

誰かと一緒に直したいときには、**履歴を共有する置き場所(リモート)**を使います。その置き場所を提供するサービスの一つが GitHub です。Gitは履歴を扱う道具、GitHubは共有や相談のためのサービスで、同じものではありません。

保存しただけでは相手に届かない

買い物メモを「みかん」に書き直した場面を思い出してください。

  1. ファイルを保存する:手元の文章が「みかん」になる。
  2. 区切りを記録する(コミット):手元の履歴に「みかんに変更」が増える。
  3. 履歴を送る(プッシュ):接続先と権限が整っていれば、共有先にもその記録が届く。

ファイルを編集しただけの内容は、履歴を送っても届きません。まず手元で記録してから送る、という順序です。

相手の変更も受け取る

相手もメモを直す場合、共有先の履歴を手元に取得して確認し、必要な変更を取り込みます。送信が拒否されたら、相手の新しい記録がある可能性があります。力ずくで上書きせず、先に状況を確認します。

同じ行を別々に変えていた場合は、人が残す内容を決めます。任意:変更がぶつかったときで具体例を見られます。最初から覚える必要はありません。

公開前に確認すること

この教材では実際の共有先やアカウントは作りません。実際に始めるときは、誰に見える場所かを確認してください。パスワードなどの秘密情報を含めないこと、記録者の名前とメールが履歴に含まれることにも注意します。

「手元に記録する」と「誰かと共有する」の違いが分かれば、この章は十分です。

公式資料と確認日

確認日:2026年10月31日。

このトリセツの他の章

Gitのトリセツ のもくじへ →

このトリセツについて

XAPPS が作っています

書いている人は エンディ。アプリとブログを作って暮らしています。むずかしいことを、やさしい手順に直すのが好きです。