第4章 任意:変更がぶつかったら くわしく

任意:変更がぶつかったとき

同じ行を別々に変更したとき、Gitは勝手に選びません。区切り記号を読み、残す内容を決める手順を学びます。

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この章は後回しで大丈夫

別案を試すと共有するを読んだ人向けの任意教材です。ここでは挨拶の一行を二人が別々に直した例を見ます。新しい操作を暗記せず、「Gitでは決められない内容を、人が相談して決める」と分かれば十分です。

競合は相談するための停止

マージは、別のブランチの変更を取り込む操作です。同じ場所を別々に変えていると、自動では決められず競合になります。

実際に試す前に、未コミットの作業を整理します。大切な変更を抱えたままマージを始めないようにしましょう。

両方の変更を読む

この例ではmainとexperimentの両方が、共通の記録から進んでいます。別案の図解とは違い、取り込む側にも新しい変更があります。

触って理解する / 模擬環境

同じ行の変更を解決する

このブラウザー内だけで動きます。実際のファイル変更・通信・AWS利用・課金は発生しません。

mainの案
こんにちは
experimentの案
こんばんは
作業ファイル
こんにちは
開始

共通の文章「ようこそ」を、それぞれ別の文章に変更・コミットした状況です。

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図解の全手順を文章で読む
  1. 開始

    共通の文章「ようこそ」を、それぞれ別の文章に変更・コミットした状況です。

    • mainの案:こんにちは
    • experimentの案:こんばんは
    • 作業ファイル:こんにちは
  2. git merge experiment

    同じ行の変更なので自動決定できません。競合は、残す内容を人が確認するための停止です。

    • mainの案:こんにちは
    • experimentの案:こんばんは
    • 作業ファイル:<<<<<<< HEAD こんにちは ======= こんばんは >>>>>>> experiment
  3. 内容を相談して編集

    この例は双方を残して「こんにちは。こんばんは。」にします。区切り記号も消します。

    • mainの案:こんにちは
    • experimentの案:こんばんは
    • 作業ファイル:こんにちは。こんばんは。
  4. git add → git commit

    相談して決めた文章を、新しい区切りとして記録しました。採用中の案は組み合わせた文章になり、別案の記録はそのまま残ります。

    • mainの案:こんにちは。こんばんは。 (相談した内容を採用)
    • experimentの案:こんばんは (別案の記録は変わらない)
    • 作業ファイル:こんにちは。こんばんは。

実際の画面で確認する順番

  1. git status で競合したファイルを確認します。
  2. ファイルを開き、両方の文章を読みます。HEAD側は今いるブランチ、もう一方は取り込む側です。
  3. 共同作業者と相談し、必要な内容に編集します。<<<<<<<、=======、>>>>>>> も消します。
  4. 動作や文章を確認してから、そのファイルを git add します。
  5. statusで未解決がないか確認し、git commit でマージを記録します。

片方を必ず消す必要はありません。上の例のように組み合わせることもあります。記号を消しただけでは内容の正しさは保証されません。

今は解決できないとき

マージ途中なら git merge --abort で開始前へ戻す方法があります。ただし、開始時に未コミット変更があると完全に戻せないことがあります。

自分の作業を別途保全し、現在のstatusを確認してから判断してください。分からないときは、強制pushやhard resetで上書きせず、状況を相談します。

振り返る

commitは手元の記録、pushはリモートへの送信、mergeは履歴の合流です。まずは最初の図解の「区切りを残す」に戻って振り返れます。

公式資料と確認日

確認日:2026年10月31日。図解は学習用に簡略化しています。

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