第1章 全体像をつかむ はじめて
AWSの全体像と置き場所
AWSの役割を、保管・配信・計算に分けて理解します。リージョンとAZの違いを確認してから、模擬配信へ進みます。
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AWSは必要な機能を借りるサービス
AWSはAmazon Web Servicesの略です。コンピューターの処理やデータの保存などを、必要に応じて利用できます。機能ごとにサービスが分かれています。
このトリセツではアカウントを作りません。以降の操作はブラウザー内の模擬環境で、実際のAWSへ接続しません。
まず三つの役割だけ覚える
- S3:ファイルのようなデータを、オブジェクトという単位で保管します。入れ物をバケットと呼びます。
- CloudFront:利用者へデータを配信します。キャッシュという一時的なコピーを使えるサービスです。
- EC2:プログラムを動かすコンピューターを借ります。一台の実行環境をインスタンスと呼びます。
静的ページは、用意したHTMLや画像をそのまま返すページです。今回の例はS3とCloudFrontだけで扱い、EC2を足しません。
リージョンとAZ
リージョンは、東京など地理的に分かれた地域です。その中には、互いに分離された拠点であるAZ(アベイラビリティーゾーン)があります。
リージョン:一つの地域
├─ AZ A:分離された拠点
└─ AZ B:別の分離された拠点
EC2を一つのAZだけで動かすと、そのAZの障害の影響を受けます。複数AZを使う設計は影響を分ける方法ですが、配置しただけで自動復旧するわけではありません。
S3とEC2で置き場所の選び方は同じではありません。CloudFrontの配信拠点も、ここに描いたAZとは別です。すべてのサービスを同じ箱に詰めないのがポイントです。
小さな配信を試す
ブラウザーへページが届くまでで、一つのHTMLを要求してみましょう。実際の構築より先に、誰から誰へ届くかを確かめます。
公式資料と確認日
確認日:2026年10月31日。図解は学習用に簡略化しています。
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